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『鈴木さんでしたっけ?』その言葉が頭に浮かぶSK法
前回公開したマインド・マップの記事(⇒まさか!再びマインドマップのお世話になるとは!)の導入部分にちょこっと記載したSK法。
これはグループミーティングの時にとても有効な使い方です。
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なんの略?SK法
ON砲の友達ではないですよ、SK法は。
やはり大学講師から教わった方法です。
でも、そのとき講師方で話していたのは、
『Sは鈴木さん(の略)でしたっけ?』
どうやら、アメリカの大学のスズキさんが、
この手法の開発に絡んでいたようです(笑)
SK法の最終目的。
この手法の最終目的は複数人の意見をまとめること。
それもビジュアルとして。
人数が集まった段階で議題に係る問題点を抽出し、
それをまとめ上げることができます。
- 利点としては、その場で全員の意見が一致し、
その後の動作確認までできます。
- 欠点としては、その場で出てきていない事態に対しての対処方法が不明瞭。
また、前もって議題に係るワードを各自提示できるようにしておかないと、
長時間かかってしまい、無駄に時間がかかります。
やり方としてはシンプル。
最近よく企業でも、テレビでも見かけます。
確か、自宅に庭を作る教育テレビ的な番組でも行われていました。
わかりやすい例えとして、
【自宅のじめじめした庭を変えたい】
にしてみましょう。
あとで見返した時にわかるように、
参加者のペンの色もしくはメモの色をわかるようにしておくことがコツです。
じぶんの意見が反映されていない・・・
そういう状況になると、参加者としてはつまらなくなってしまいます。
準簿はいいですか?
では、メモ帳に自分が理想とする庭について、
ワードを書いてもらいます。
- 実際に植えたい木の種類
- 明るい庭
- イングリッシュガーデン
- 料理で使うハーブを育てたい
- 風が通る
- 本が読みたい
- 花がある
- バラが咲く
- 植え替え面倒
- 手間がかからない
- 水やりきらい
- 水やり忘れる
- 冬も楽しく
などなど
マインドマップ並みに思いつくキーワードを並べて行きます。
同じ内容になっても構いません。
マインドマップ同様、
同じ内容のものほど、自分の意識が強いものなのです。
同じ内容の言葉を探す。
上記の中で同じような内容といいますと、
『水やりきらい』『水やり忘れる』
ですかね。
同じ仲間の言葉を重ねる。
『冬も楽しく』過ごせる庭が欲しい。
それならば『明るい庭』を作れば解決しそうですよね。
『手間がかからない』のを希望するならば『実際に植えたい木の種類』から、
落葉樹を抜かせばよいわけです。
こうやって、キーワードを整理し、グループ付を行い、
やらなくてはならないことをまとめます。
まとめながら実行順序を決める。
この作業もなかなか楽しいですが、
どうしてもグループに入らないものも出てくるわけです。
そのワードに関しては今回採用するか、削除項目とするか・・・
話し合いで決めると言う流れになります。
よく、起業では戦略会議によく使用されているようですが、
家庭内の家族会議でも建設的に解決できる手法でもあります。
遊びの延長として楽しんで実行すると、
よい解決方法がみつかるかもしれません。