1年のうちに3回ぐらいは大学を辞めると言うつぶやきを見かけ、なかなか騒動になっている気がすると最近感じます。
もし、自分の子供が大学に入学したにも関わらず、急に大学を辞めると言い出したら、親としてまず何を言うか。
そして、子供に何を伝えたいかを書いてみようと思う。

 

ちなみに、我が子はまだ未就学児であるので、この難問に直面するのは15年は先の話である。

 

大学に入るまで、学ぶ過程は3箇所ある。
小学校、中学校、高等学校だ。
このどこかで行きたくないと言い出す可能性は充分にある。
よって、長くなるが、小学校の行きたくないへの対処法を考えてみる。

 

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小学校で辞めたいと言われたら、親としてどうするか。

 

義務教育だと言われていても、教える先生の当たりハズレで今後の思考が大きく変わり、人生も変動する可能性があるのが小学校である。
まぁ、この時点で不登校になったり、辞めたいと言われたら、親としては広い世界を見せてやるほかないかなと思う。
私立の小学校に行かせることはまずないので、公立の小学校に行かせることになるだろう。

 

ひとことで言ってしまうと、公立の小学校はその地域の人数に対して1校舎という目安。
これは中学校も同じ。
建築の視点で考えると、小学校も中学校も都市公園の○haにひとつ以上必要という法律という指針となんら変わらない。
※参考:国土交通省都市局公園緑地・景観課 http://www.mlit.go.jp/crd/park/shisaku/p_toshi/syurui/
視点を変えてしまえば、小さなコミュニティに所属したくないと話しているようなものなので、大きな視点で物事が見えるようになるようにしてあげたい。

 

どうせ、学校を辞めたいというぐらいだ。
興味を持っていたものすらその時には失っているかもしれない。
本人が熱中するものが見つかるまで、その熱中するものを大事にできるまで時間を与えようと思う。
自分で見つけられなかったら、あちらこちら連れ出して、目がキラキラするまで待とう。

 

そのためなら、小学校で不登校になっても構わない。
本人が自分の足で立てるような仕組みを作るため、転校も必要になるかもしれない。

 

中学校で辞めたいと言われたら、親としてどうするか。

 

自分は中学高校私立だから、辞めたくなる気持ちは正直わからない。
小学校の6年生は受験勉強をとりあえずしていたし、希望の志望校に合格した。
だから辞めたくはなかったからね。

 

中学になったら思春期もあるから、中学校で学校を辞めたいと言われるとかなりなバトルが予想されるな。
最近は刃物沙汰になるニュースも多い。
でも、ある程度本人の意思があっての意見だ。
コーヒーでも飲みながら、1年後、2年後、3年後、4年後・・・少なくとも5年後ぐらいまでのスパンで将来を語ってもらおうか。
逃げたいのか、やりたいことがあるのか。
その程度の意思は既にあるだろう。

 

その場で答えが出ないなら、出るまで自分で調べるように時間を与える。
中学生って、体の変化が一番大きい時期だけど、心や精神面がなかなか体に応じて一気には成長しない。
自分もそれを味わった。
共感を示しても、だからなんだよクソババアと言われることになる。
何を言われても黙っておく。
でも、自分の人生や趣味を決める大事な時期なのだから、全て享受できるように頑張って行きたい。

 

この時期が一番もがいてもがいて自分は何をするために生きているのかを考える時期だ。
不登校になるのもいい。
ただし、不登校になったことと引き換えに何がを手に入れるのならば、許可しよう。
手に入れられないのならば、通信講座のある中学校に転校してもらう。

 

高等学校で辞めたいと言われたら、親としてどうするか。

 

辞めたいのならば、納得する理由を言ってもらうし、書面で提出してもらう。
親としての条件としては、大検が取れているならばやめていいという条件にする。
私立の中学校からのエスカレーターで通学しているならば、短期間で辞めたいと衝動的に考えた話ではないだろうと思う。
受験で高校に入ったのならば、何かが合わなかったのだろうと感じる。

 

だったら、もう一度、希望の高校を受験するか考えることもできる。

 

大学で辞めたいと言われたら、親としてどうするか。

 

どうせ生意気なことを言い出すに違いない。
大学入学した時にかかった費用を返すからとかね。
親としてはそんなちっぽけな金額は正直いらない。
出産費用から大学に入るまでどれだけ金がかかったのか、親がどれだけの人生と時間をたったひとつの子供を育てるために費やしたか、こちらが満足いくまで話してやる。

 

実際、今年だって会社の忘年会は断っている。
友達との旅行も子供がいるからという理由でキャンセルしている。
保育園の先生には嫌味を言われている。
その嫌な思いを毎回毎回乗り越えて子育てをしている。
独りだったら楽しめる快楽をすべて捨てて、ひとりを育てている。
最後の4年間、学ぶことができないというのならば、これから自分で学ぶことを見つけ、開拓していかなくてはならない人生、途中で楽しまなくなるし乗り越えられなくなる。
そして、最後は親のすねをかじりに来るのだ。
親だから、産んだからという理由で。

 

たかだが大学と思うかもしれないが、半年で辞めたくなるなら、始めから受けるなといいたい。
受験して落ちて、悔しい思いをしている人間も実際にはいるだろう。
大学を辞めるのならば、全部履修して履修科目が無くなったから辞めるという理由以外、親としては受け付けない。
金を稼ぐことが楽しいのならば、その稼いだ金で休学届け出も出しておけ。
休学届を出す金があるならば、同額以上の支払いを親にするべきと条件を出す。

 

正直なところ、人の気持ちもわからない人間に育ったのかと思うと、親として失敗作を育てたのと同然。
将来、介護はしてくれないのがわかるから、とっとと親子の縁を切ってもよいという選択肢も頭に浮かぶぐらいだ。

 

少子化だから誰もが入れることになったしまった大学も悪いと思う。
それだけ学ぶことに貪欲な人間を集められなかったということでもあるし、教える教授陣も魅力がなく、尊敬にも値しないということだろう。

 

自分の経験値から話すと大学を辞めた人間は現在の企業就職には不利。

 

課長になろうが部長になろうが、『あいつ、○○大学中退だってよ』と社内では広まる。
口だけで出世したのかという内容の話になる。
まだ『あいつ高卒だってよ』の方が、努力したんだなという視線がもらえる可能性がある。

 

SEだから中退でもOKというわけではない。

 

知り合いが大検⇒大学入学⇒大学中退なのだが、面接に行っても落とされることが多い。
理由としては、大学中退だから、長続きしない人間を雇っても数か月で辞めてしまうから採用したくないとのこと。
その理由はもっともで、採用だけのためにひとつの部署を日々稼働させておくのも時間がもったいない。
採用広告に毎月200万、採用してから6ヶ月勤続したら採用者の給料の5倍の金額を広告会社に払わなくてはならない契約だったら、少なくとも3年は働いてもらわないと元本はとれないだろう。
履歴書に使用できるソフト名を連ねても、大学卒業という肩書きの方が現在はまだ優遇されるのだ。
そして、転職エージェント会社も大学中退という履歴を消そうと必死に転職者アピールをする労力は減るし、転職口を探して電話をかける時間も減らすことができる。
リーマンショックのような急激な不況にとっては、不利にしか働かない事例が多いのは事実だ。

 

SEだから派遣会社経由で大手企業の仕事ができる。しかし・・・

 

直接大手企業との契約をすることは本当に能力のある人間で、コミュニケーション能力が長けていなくてはムリ。
事業部長クラスとの信用があり、一緒に働いてほしいと懇意にされていなくてはできないこと。
しかし、企業の体力が無くなった不景気の時は、一番初めに派遣会社から契約破棄をされていく。
事業部長とのネットワークが構築されていても、人事や総務の人間が、会社への貢献度を認めない限り、履歴書判断で契約解除になることもある。

 

まぁ、たいてい大手企業の派遣会社は孫孫請けの派遣員も働いているのが現実。
お前には月給50万円の仕事をやってもらっていると言われていても、手元に入ってくるのは月給15万というのが世の中の現実なのである。

 

みんなが大学に行くから行くと言う考えはNG。それなら一浪して自分の人生を見つめ直すべき。

 

大学に現役で入った人間は退学しやすいと思う。
それは何故かというと、そこで欲しいものが違ったから。
自分が求めているものは何か、アルバイトもできる高校生の時に見つけられていないからこのようなことになってしまう。
それならば、高校卒業して就職してから大学にでも行けばいいだろうと思う。

 

実際、自分も浪人してから大学に入ったが、就職してから、アルバイトしてからやっぱり大学は必要と感じる人間は多くいる。
そのような人間が大学に入学してくることもよくあることだ。
経験値から新たな思考が生まれ、より現実的な事柄を学び発展させていくことができる。
だからこそ、社会人になっても学びたいという人間がいるわけだし、金がとれると思って政府も学部新設を許可するわけだ。

 

まぁ、自分の子供が大学に入学して辞めたいと言ったら、自分の人生は返してもらおう。
20年弱、日々楽しい思い出もあったかもしれない。
ただし、自分が子どもに【人の道を歩きなさい】と今年から伝えている思いは反故されたということだから、無駄な20年と悟ろう。

 

正直、子育てなんて覚悟がなくてはやってられない。
子供を育てる覚悟がないからこそ、赤ちゃんBOXが10年以上続いているわけだし、何もわからない赤子に手を挙げて虐待してしまうのだ。
たかだか大学の4年間を自分都合で通いたくないというのならば、自分都合で生んでしまって育てた20年はどうなる?
とっとと里子に出した方がよかったとも思ってしまうのだ。
こんな結末だったら、自分の人生を楽しんだ方がよかったとね。
そして、里子に出した方が、この子は苦労ひとつせず、素敵な人生を歩めたかもしれない。
なんてね。

 

それだけ親はお金だけじゃない、感情も人生も全てかけて子供を育てている。
女の人は生死をかけて出産しているんだし、真面目に命を引き換えにしているケースの人だっている。
笑っちゃいけないけど、モンスターペアレンツになってしまった人間の気持ちもそれなりにはわかる。
なるべくそこまで入れ込まないよう、自分は言い聞かせているけれど。
(だって、家系的にまともな人間いないから、どうせろくでもない人間にしか子供も育ってくれないだろうと将来を想像しているからだ。)

 

それが伝わらない子供ならば親の子育ては失敗だと感じる。
そして、【自分の考えで大学は辞めることにした】と言った時点で、あなたを育てた親の価値も下がると言う事も、少しは気にした方がよいと思う。