サイト作りの悩みとか(カエテンWP作成備忘録)

もしもの時の弁護士の探し方。検索、費用相談、懲戒・・・最後はフィーリング。

普通に生活していればそうそう接点がない職業のひとつである弁護士。

 

もし、あなたが急に探さなくてはならなくなったら・・・
とても困ってしまった時の状況に対処するため、さらには自分の備忘録も兼ねてここに記述しておくことにする。
自分は自宅が欠陥住宅になって弁護士を頼まざるを得なくなった。
自宅を取り戻すためだ。

 

ただ、先に結論は話しておく。
弁護士は信頼と信用がクライアントとの一番の業務
あなたもそこだけは忘れてはならない。

 

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ヒトコトで言うと、ピンからキリまで存在する弁護士。そして看板も下ろす弁護士も毎月いる。

 

政府が弁護士を増やすという政策にしてから本当に弁護士は増えた。
どのくらい増えたかという細かい資料は今回作らないことにする。
なぜかというと、自分が士業系サイトを立ち上げた時の資料がなくなってしまうという作戦からだ。
実際の数値をベースに話すことよりも、自分の探した視点で作成していくというところで終了としておきたい。

 

で、話は元に戻して・・・
ピンからキリ・・・
普通にアフィリエイターしている人間ならば、弁護士を探すことはあまりないだろう。
どちらかというと、税務対策で税理士を探す方が多いかと思う。
なぜ、ピンからキリまでいると言うかというと、弁護士の営業手法がなんとも20年前と異なるのである。
今や、月間契約でLINEにて相談受け付けますという弁護士から、ココナラ経由で500円相談を受ける弁護士まで正直なんでもありなのである。

 

おいおい・・・なんだこの便利屋的な小遣い稼ぎは・・・
と、思う方。
自分と同じ感覚です。
そんなに弁護士って食えない職業なのか?と思うでしょう。
契約金って高いはずなのにどうしてこうなるのか・・・

 

それはひとことで言うと、弁護士バッチを維持するのに年会費がべらぼうに高いと言う事。

 

平成29年度の東京弁護士会会費にご興味があったらこちらをクリックしてみてください。
東京弁護士会会費

 

個人会費・・・独立した1人弁護士の毎月の会費は34,600円です。
年会費ではありませんよ、毎月の月会費です。
年間でいうと415,200円の支払いです。
自宅で弁護士事務所を開いているのならば、自宅も経費となるかもしれませんが、近年は都心部に事務所を構える独弁も多いです。
それも千代田区~とか・・・マジ、都心ですね。
多分、弁護士を頼めるだけの一定の収入があるサラリーマン目当てに就業後の21時から相談に乗れるような業務にしているのでしょう。
そうしないと、毎月の会費3万4600円+事務所費用約16万円(モデルケース:神田駅徒歩6分約46㎡物件)の支払いができなくなります。

 

毎月の事業運営費だけでも約20万円近くかかります。
必死に営業かけて仕事をしないと弁護士という肩書を維持するには厳しいのです。

 

弁護士契約金は30万円一括?現在は各事務所の意思で金額は異なります。

 

今回、弁護士を雇うお金がないときに利用可能と言われている日本司法支援センター法テラスに関しては語らないことにする。
実際は連絡をして条件等聞いた経験はあります。

 

現在は弁護士費用に関して事案により金額が異なります。
とはいえ、基本となる金額はやはり存在しています。
(旧)日本弁護士連合会報酬等基準ですね。

これを基準にしていますが、離婚や相続問題、土地境界線問題に関しては若干金額が下がることもあります。
また、一括で費用を払うことができない場合は分割の相談も可能です。
弁護士事務所にもよりますが、最低でも2回にわけての分納を了承してくれる事務所は多いと思いますよ。
(実際、自分は複数の弁護士事務所に分納可能か図々しく問合せしています。)

 

最後に弁護士の探し方。

 

最初に書いても置きましたが・・・
【弁護士は信頼と信用がクライアントとの一番の業務。】
自分は欠陥住宅ということで、勝訴するまでに弁護士を何人も変えたと言うひとの記事も読みました。
実際に弁護士を雇って話をするわけですが・・・

 

こっちが【オカシイ】ということを弁護士もクライアントの意向に応じて右に倣えというわけではないのです。
我々が【黒だ!】と主張しても、【本当に黒ですか?】という疑いの視点が入ってきます。
よって、こちらも主張する限りその根拠を提出して、弁護士を説得できる証拠を提出しなくてはなりません。
単純に訴状を作成するうえでの問題ですが、弁護士によっては結構きついこと言われたりもします。

 

導火線の短いクライアントだったり、今までの弁護経験の中で行ったことがない内容を相談されてもうまく解決方法がわからないという弁護士に当たると、資金があれば弁護士をコロコロ変えるでしょう。
クライアントが納得できる戦法もしくは、会話でなければ信頼して依頼はできません。
一緒に戦ってくれそうな弁護士を探すために、だいたいの人は弁護士無料相談を利用します。

 

無料相談を利用する前に準備しておくこと。

 

30分という短い時間で行われることが多いので、聞きたいことをコンパクトにまとめておくことが重要です。
メモ帳に箇条書きで大丈夫です。
自分は・・・メモ帳に言われたことを書き入れるタイプであったため、無駄にパワポのイラスト資料入りで作成していました。
(ある意味、社畜慣れしてしまっているという話)

 

また、弁護士によっては専門というか、得意な分野があります。
そこを見極めておく必要があります。

 

基本的に、離婚問題に関しては専門性はありませんから、弁護士とのフィーリングです。
離婚と債務整理に関してはどこの弁護士でも行えるハードルが低い案件のひとつだと思います。

 

よくある弁護士無料相談窓口

 

各自治体。
自分の居住地である自治体で法律無料相談を行っています。
自分は欠陥住宅に関しての問題だけでなく、他の諸問題でも利用しています。
相談内容は自治体のPCに保管されています。
以前相談した弁護士に出会うこともありますし、同じ案件で相談に行ったにも関わらず当番弁護士が異なり違う意見を頂戴するということもあります。

 

弁護士と話してみて、自分とのフィーリングが合いそうだったら、その弁護士の名前と事務所を聞くことも可能です。
後日、弁護士にアポイントを取って弁護士事務所で相談にのってもらうのも可能かと思います。
ただし、その時は30分5000円の金額がかかることを頭にいれておいてください。

 

 

弁護士ドットコム

 

弁護士ドットコム

 

自分はここで無料相談可能な弁護士を何人か探しました。
相談内容をメール送信してアポイントを取った弁護士も何人かいました。
弁護士ドットコムには相談時間とその時間費用も記載があります。
自分は無料相談かどうか確認と、相談時間は60分かを確認することが多かったです。

 

実際にお会いすることはなく、電話で相談内容に関して回答をくれた弁護士もいました。
(事務所の電話だとお金がかかるから、定額の携帯で連絡しますね・・・と、説明までしてくれる弁護士さんでした。)
言っていいかな・・・新聞等に寄稿するような弁護士はこのような相談は金にならないと判断し、丁重にお断りメールを送ってくれました。

 

また、直接、弁護士ドットコム経由で電話をした弁護士事務所があったのですが、なんかガツガツしていて自分としてはNGな事務所もありましたね。

 

有料になるが、弁護士の探し方。

 

まずは法テラス。

 

法テラス

 

資金の問題もですが、ここに相談して弁護士を探すことも可能です。
法テラスには勤務弁護士がいます。
その弁護士の質に関しては触れませんが、紹介してもらった弁護士に依頼して勝訴したという方もいます。

 

ココナラ

 

ココナラで弁護士相談500円から

自分は利用したことはありませんね。
500円という価値に対してどれだけ真剣に相談に乗ってくれるのかが分からないからです。

 

利用する前に違うところで契約費用を払っているので、自分はそこを使っています。

 

昔ながらの弁護士の探し方。

 

何度も繰り返しますが、弁護士は信頼と信用がクライアントとの一番の業務です。
信頼と信用ってどのように築けると思います?
一番は口コミですよね。

 

ということで、昔ながらの弁護士の探し方は口コミです。
弁護士はどんな職業の方にくっついているかというと、だいたいが自治体の議員のブレインとなっている方が多いです。
弁護士は民法の専門家ということもあり、法律に違反している内容かどうかリーガルチェックという意味も兼ねて、議員の仕事を手伝っていますね。

 

たいていそのような弁護士は経験も豊富なので、知人も2回ほど相談に行っています。
そのうちの1回は実際に裁判を起こされて被告として裁判所に出廷。
原告は弁護士を付けていましたが・・・被告側は弁護士相談のみ。
『この裁判内容は弁護士をつけるまでもない。このように証拠を提出すればあなたは勝てます。』
実際、30分5000円の弁護士相談で勝訴しています。

 

その弁護士は依頼に足る弁護士か?過去の履歴や経歴を確認する。

 

探せば探すほど色んな弁護士はいるもので・・・
ブログ書いている弁護士もいれば、何を専門としている弁護士なのかわからないという弁護士もいます。
弁護士の名前を入力して検索して、内容が出てくればいいですが・・・
その弁護士がどことつながっているのかわかりません。

 

弁護士世界は政界と同じようなところで、出身大学、弁護士登録何期目、どこの弁護士事務所で働いたか・・・
体育会系な縦と横の流れが存在します。

 

また、高齢の弁護士になると自分が担当するにはボリュームがある案件に出会うと、他の事務所を紹介するというパターンが発生します。
それじゃ、その高齢の弁護士はどうやって生計を立てているのかと疑問が出てきますよね。
○○協会相談役という形でお金が支払われているので、ガツガツ弁護作業を行わなくても商売として成り立つような状況になってくるのです。

 

高齢とはいえ、いつ弁護士になられたのかが一番必要な情報源です。
近年はリタイア後に弁護士になったという努力家弁護士もいらっしゃいますので、年齢で弁護士経験を判別するのはNGかと考えます。

 

どの年代の弁護士がよいのか。ネットからの情報と自分の経験を書いてみる。

 

まずは弁護士登録番号ですね。

 

日本弁護士連合会にて検索できます。

 

ここで調べておきたいのはいつ弁護士になったのかということ。
ネットの書き込みだと、バブル期に弁護士になった人間はバブリー事務所を作って独立した為、現在はお金に困って小さな案件でも高額にして契約しているという話もあります。
この年代の弁護士と会話しましたが・・・会話にメリハリがなかったですね。

 

法科大学院経由で弁護士になった方々だとやる気はあるのですが、個人的には落ち着きがないという印象です。
多種多様な方と会話をしてスキルアップするというイメージです。
早急に問題を解決したいという方には、とても頼りになる弁護士かと思います。

 

もし、相手方がすでに弁護士を立てていた場合は、相手方の弁護士登録番号を確認する。

 

基本、弁護士業界は縦社会です。
自分が弁護士を依頼したいと思ったら、相手方よりも登録番号が上位の弁護士を探し出しましょう。
下位の弁護士の場合、荷が重いこともありますので、単独の弁護士事務所ではなく、複数人所属している弁護士事務所に依頼することが賢明です。
それでもボス弁は相手方よりも登録番号上位にしておきましょう。

 

ただ例外がありまして・・・この弁護士登録番号、再発行されることがあるそうです。
先ほど記述した通りですが、毎月の弁護士会登録金額が高額です。
特に女性の場合が多いかと思いますが、出産・子育てをした場合、一度弁護士登録を抹消します。
また、留学や病気療養で弁護業務から離れた場合も登録抹消します。
もちろん上記理由が要因ということならば、再登録を行い弁護士として復帰が可能です。

 

あと、気になるところは裁判官や検察を退官したあとの弁護士ですね。
こちらも新しく弁護士登録番号が与えられますので、見た目と経験と登録番号とのギャップが考えられます。
詳しくは弁護士鶴間洋平氏のブログに記載されています。
弁護士の方が書いているブログは両極端に分かれますね。
このように弁護士業務関連について書いている方は珍しいです。

 

信用できる弁護しかどうか必ず確認。

 

弁護士も悪いことをすると懲戒処分が出ます。
弁護士懲戒情報

 

ただし、この懲戒処分ですが、弁護士費用を規定よりも多くとったり、費用を受領したにも関わらず弁護しなかったという内容で懲戒を受けているというパターンが多いです。
弁護方法においての駆け引きとなりうるような点で、どんなに卑怯な手を酷使したとしても、懲戒処分にはなりません。
例えば故意に被告側の弁護士が名前を間違えて、原告側の感情を煽ってわざと電話で連絡させようとするのもひとつの手段です。

 

もし、弁護士の名前で書類が送られてきたとしても、それらはわざわざ対応しないことが一番良いことです。
自分の行いが正しいと思うならば、自分が信用できる弁護士を探し、その人間を代理人として窓口を作ることだけに時間を費やしましょう。

 

ちなみに、テレビニュースに出てくるようなことをしでかすとたいてい弁護士も懲戒処分になっています。

 

変わったところではSPYSEEで弁護士を調べたこともあります。
この弁護士の専門分野はなんだろう・・・と疑問に思ったときですかね。
何しろ、弁護士という業界は縦と横のつながりが重要な気がしますので、この弁護士信用できるのだろうかと疑問が出てくると調べてしまいますね。
どこの弁護士事務所で経験を積んだのかがわかりますので、強い分野がわかってきます。

 

弁護士と契約する前のチェック事項。

 

弁護士依頼する内容にもよりますが・・・
長引く裁判になりそうな内容や、資料が多い裁判においては時間制賃金が発生する弁護士を契約することはNGです。
これは、自治体の弁護士無料相談で言われたことです。

 

だって、裁判用の書類作成に関して、その弁護士もしくはパラリーガルの作業速度にも関わりますが、1時間1万円とか費用がかかる契約だと裁判に出すまでに結構な金額がかかります。
これらは契約金以外の金額ですからね。

 

実際に弁護士と契約する前に契約書と契約内容については把握しておいた方がよいです。
質疑に対するやりとりも口頭ではなく履歴が残るような形で行いましょう。

 

自分がどの方法で今の弁護士と出会ったかは内緒にさせていただきますが(まだ裁判中ですし)、30分5,000円支払って解決する内容もあります。
また、無料相談だとやはり金銭が動かないということで本気にならない弁護士もいます。

 

弁護士探しがちょっと手間な方へ。弁護士相談先をご紹介。

 

いつ、何が起こるかわかりません。
自分はすでに弁護士と契約をしている立場ですので、法律に関してのお悩み相談窓口はあります。
しかし、急な事件が発生した場合、頭が真っ白になってしまいますよね。
そんなときの検索として、ちょっとまとめてみました。

 

経験を要するような相談事ならば、個人的な感想としては30000番台の弁護士が良いかと思います。
やはり、40000番台の弁護士と比べると、関わった案件の質と量において差が出てきます。
40000番台でも専門分野(債務整理、交通事故等)に特化していればスピーディーな対応をしていただけます。
まず、困って自分の力ではどうにもならないときはやはり相談ですね。

 

代表弁護士の方針によって弁護士事務所全体の方針も異なります。

 

弁護士事務所名 登録弁護士 弁護士登録番号 memo
そうや法律事務所 松木 勇作 47841 弁護士法人響より独立・債務整理が得意・一般的な離婚・相続・交通事故取り扱い可
そうや法律事務所 町井 敏亨 47975 弁護士法人響より独立・債務整理が得意・一般的な離婚・相続・交通事故取り扱い可
弁護士法人FLAT 平林 真一 35542 弁護士法人響と合併。交通事故に特化。
弁護士法人東京ロータス法律事務所 岡田優仕 11528 債務整理のHPだが、登録番号で検討すると古参。
弁護士法人サンク総合法律事務所 樋口卓也 29906 企業顧問としての活動が多い。
東京ステラ法律事務所 天野仁 47669 法科大学院制度になってから、銀行家から弁護士へ転身。経営者視点が強い気がします。交通事故案件に強い。
名村法律事務所 名村 泰三 20741 バブル期に弁護士となっている。氷河期に起こった流行詐欺経験豊富か?借金問題対応を主力としている。
Duelパートナー法律事務所 正野 嘉人 19816 闇金専門。
弁護士法人天音法律事務所 人見 勝行 28805 訴訟に強いさくら共同法律事務所出身。交通事故対応が優れている。
ふづき法律事務所 山下 重幸 47222 離婚・交通事故・証拠収集実務等のマニュアル著者(共著)の石灰法律事務所出身。借金返済を主力としているが、債務整理以外も強いと感じる。
弁護士法人・響 西川 研一 36318 弁護士法人名古屋E&J法律事務所で離婚・交通事故、田中清和法律事務所でB型肝炎について学んできたように思われる。メディア露出も多く、行動派な弁護士と考える。
弁護士法人サルート 水野 正晴 15165 若い50000番台の弁護士2名をかかえる事務所。相談しやすく柔軟な対応策を考えるかもしれません。借金返済対応強化中。
リヴラ総合法律事務所 大野弘明 32158 債務整理にも強いようですが、医療系訴訟に従事している方が少ないため、医療系を学んでいた時期もあるようです。
東京スカイ法律事務所 田中 健太郎 37811 今どき珍しい司法書士⇒行政書士⇒弁護士とステップアップ取得した弁護士。借金問題に力を入れているが、法律相談10,000件の実績は士業制覇の知識の蓄積だと感じる。
弁護士法人アドバンス 五十部 紀英 38698 過払い金、借金整理、債務整理に力を入れている。公認会計士、司法書士、行政書士も雇用しているため、多岐の相談も可能としている。
弁護士法人イストワール法律事務所 多田浩章 35986 B型肝炎給付金請求に力を入れている。欠陥住宅もだが、医療系訴訟に関わる弁護士は少なく、解決までに時間がかかることも多い。(一番の理由としては物件証拠の積み重ねと資料が多いことで嫌われやすい。)

※よくあるCMではありませんが、まずは電話もしくは面談でフィーリングを確かめてください。