蛭子さんの答えがいいなぁと思った件。
ついったで流れていた感覚論についての話なんだけどね。
いやぁ・・・
このひと本当に文章だけで答えているとすごくかっこいい人間に見えてくるんだよね。
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解答の組み立て。
①まずは自分のことを述べる。
⇒最近競艇の成績がよい。万舟を先日もげとした。
なんとなくコツが見えてきた。ボックス買いがいい。
やっとオレにも運が回ってきたようです。
わかっているが、正直どうでもよい話だ。
そして、ここで彼の人柄紹介と会話のペースに入っている。
質問と異なることを述べているので、気になりつい読み進めてしまう。
②質問の回答を述べる。
⇒放置しておいた方がよいと解く。
『私はだまされていた』といつか気づくかもしれませんよ。
回答の中に『ウフフ・・・』と、場をなごますような、小ばかにしたような笑いを含めても正直違和感があまりない。
それは蛭子さんというキャラクターを知っているうえ、さらにそこにキャラクターを強烈に印象・思い出させる競艇の話題を持ってきたことで、お前もどうしようもない人間だな・・・という、読み手を呆れさせるポジションへのキャラクター配置を完成させる。
読者を上から目線にすることで、自分の意見はあくまで下から上を見上げるところに設定できたのではないかと思う。
③結論。
オレは誘いはきっぱり断っている。
自由に生きるために、・・・
自分の頭で考えられないなんて、何が楽しんでしょうかね。
この③だけ独立させるととても強い主張となっている。
結論のここだけ読むと、強い言葉の力となっているが、①と②でキャラ設定ができているので、上から目線意見投下してもクッションが厚くなっているので、すんなり言葉が心に届くようになっている。
そしてしめくくりに①を持ってきて、強い言葉の上だったにも関わらず、隠すようにキャラクターを前面に出す文章にする。
オレが信じているのは舟券のボックス買いだけです。
シンプルだけそ、なかなか強烈なインパクトですよね。
あぁ・・・
ペルソナ設定ってこういうことか・・・
今更ながらペルソナの輪郭にさわった感じがする。